接触鍼とジャパネットたかた

うちの学生に高田さんがいました。下の名前にちゃん付して呼んでいたので高田さんなんで呼んだことないけど。彼女もそうでしたが『高田』は『たかだ』ではなく『たかた』と読みます。私はなぜか濁点付けてよんでいた。さてなぜこんなタイトルかと言うと、そろそろ寝ようかと思ってパソコンの電源切ろうかと思っていたら、ジャパネットたかたのCM?番組やっていて、紹介しているテレビの値段が本当に安いのか価格ドットコムで調べて見ようと思ってインターネットをいじってました。そんなアホなことやってたら、なんだかブログでもって気になって。ちなみに価格ドットコムの最安店のほうが6000円安かった。6万円のテレビが。あっ、でも古い下取りがあるとジャパネットのほうが安くなる!

さて、ここ何回か接触鍼のことばかり書いていますが、接触鍼はおもしろい。今の私の接触鍼は、しっかり皮膚を張り、しっかり鍼尖で皮膚を押すことが基本となっています。押手の母指と示指で鍼体を保持しているとき、鍼が自由に動きやすいような強さを保ちながら、でも皮膚を強くしっかり張っています。この鍼が自由に動かないと鍼体の弾力性を生かすことができず、ただ鍼尖でつつくだけの接触鍼になってしまいます。ここが一つのコツです。もう一つは鍼尖と押手の母指と示指が皮膚面に着地する前に、刺手と押手の薬指で鍼尖での接触予定部の皮膚を張るという動作を入れることです。この動作を入れると、押手の母指と示指で必要以上に皮膚を張ることを意識しなくても、容易に皮膚を張れます。皮膚の下には脂肪組織があり、その下には筋肉があるわけですが、皮膚を張ると、皮膚が薄くなって、その下の層を直接鍼尖で押すような感触を味わえます。このとき他の部位に比べて張っているような出っ張っているようなところを狙って接触鍼をしていきます。まるで腹部という面の凸凹を平にしていくようなイメージです。この感触は十二分に皮膚を張っていないと味わうことができません。また運鍼中の刺手の小指は指先から小指球まで尺側で接触鍼をした部位をなでていきます。平になったかどうかを確認するかのように。この状態に意識を使用している(つもり)のが、積聚治療をはじめて10年過ぎて、一応勉強会を講師を務めさせていただいている私の接触鍼の全てです。

もし、このことから得ることがある人は真似て見てください。いいとこ取りして下さい。会長のそばにいて、普段会長の治療を受けている私の現在の接触鍼です。初公開。DSC_0053