もう今年もあとわずかです。１年本当に早いですね。
さて、１２月３日（日）、基礎Ⅱコース日曜クラス（第９回）が行われました。
今回、紹介された補助治療は「極泉（HT1）」です。ここは、主に透熱灸を行います。
極泉は、腋下にありますが、位置は身体の前後の境界線にあって、陰陽の気の接するところです。
しかも、身体の上部陽位にあって、名称が極陰で奥深い意味を持つため、気の動きが大きいと考えられています。
対象症状は、異常発汗、異常体臭や頭髪の脱毛、下痢、眩暈、多汗、循環器疾患などです。
写真：極泉の施灸デモンストレーション
先生のデモンストレーションの後、皆で取穴を確認し、施灸も行いました。
今回紹介された極泉は、積聚治療では陽実を下げる効果があるため、血圧を下げたり、顔面神経麻痺の治療にも使ったりします。
是非、日々の臨床で使ってみてください。
次回は、年明け1月14日（日）。いよいよ最終回です！