今年度最後の東京基礎Ⅰ(日)コース 講習会が終了しました!!

2012年度 東京基礎Ⅰ(日)コース 第12回(最終回) 11/25開催

東京は、昨日の曇り空から晴れわたった良い天気、いつもより早く辺りが明るくなりました。
泣いても笑っても今日が最後の講習日。

♯テーマ; 補助治療(太鍼、長鍼)、総まとめ

SJ銀鍼で基本治療の過程を終えて、まだ不十分な状態に対して行う局所の深い気に対する治療で、積聚会の基礎コースでは青木実意商店(豊島区)の33番鍼1寸3分のステンレス鍼を特注し使用し、長鍼は、長さ3寸前田豊吉商店の10番鍼を使っています。

最初に鍼を構えたときに痛くない事をよく確認して、まず皮膚を圧迫して、それを緩めたときにもどる皮膚の弾力性を刺手で迎えるように切皮し、刺入していく。一気にこれを行うのが、コツです。
もちろん、長鍼・太鍼の施術効果は、刺入深度に比例するものではないです。たとえ、浅刺であってもSJ銀鍼に比べて、鍼の質量は大きいので、その影響は大きいです。

用途例は、腰部・殿部・大腿部などの深い痛み、あるいは麻痺感。

積聚治療は軽い刺激という印象があるかもしれませんが、まだ基本治療だけでの鍼の効果がでないうちは、こういった少し強い刺激の補助治療を臨床に取り入れていきましょう。

■■講習終了後、今年の春から太子堂鍼灸院前で棚を作り、ひょうたん栽培をされた長谷川学先生が用意していただいた○ひょうたんのランプ○ひょうたんのスピーカーからの癒しの音楽○お手製の温かい紅茶○でとても落ち着いた打ち上げを太子堂鍼灸院研修室で行いました!■■

●●講習会を受けられた受講生の方々が、今後もより一層ご活躍されますことを、心よりお祈りいたしております。
何か困ったことがあったときは、いつでも相談メールください。(担当講師:横山季之)●●

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