基礎２コース第１回に行いました内容について復習したいと思います。
積聚治療の目的は、生命力の低下の回復です。
そのため基礎１コースでは、基本治療の手順を行うことで、生命力の低下を回復していきました。
この基礎２コースでは、基本治療だけでは、生命力の低下の回復が十分でなかった場合に行う補助治療を紹介します。
また、基本治療と補助治療で、生命力の低下を回復させると共に、生命力の低下の原因もさぐっていきます。
今年度の基礎２コースでは生命力の低下の原因を問診でさぐっていき、生活指導を行うことでも生命力の低下の回復を行っていこうという内容です。
生命力の低下の回復が十分かどうかは、指標の変化でも判断していきます。
第１回目では、今まで確認してきた指標の他に新しい指標も確認しました。
仰臥位で確認できる指標→烏口突起・肩関節全面・三陰交・中府・雲門
腹臥位で確認できる指標→項部・顎関節後面・烏口突起・肩関節後面・肩甲骨・臀部・足底
また基本的な技術の向上も基礎Ⅱコースの大事な目的の一つです。
取穴や刺鍼の基礎の確認も行いました。
確認する指標が増えましたが、治療時間は伸びないように注意しましょう。