札幌市では、YOSAKOIソーラン祭りに続き、北海道神宮例祭も盛況のうちに終わり、そろそろ夏っぽい暑さが始まるかなと思われましたが、恵庭メディスポではまだちょっと肌寒く、ストーブ着けての、北海道基礎1コース第3回が開催されました。
今回は、脈診と脈調整です。
座学では、脈調整で確認する指標として孔最あたりの位置、指の当て方、脈の種類として陽脈、陰脈の意味。
それぞれの実脈と虚脈の状態、特に陽実脈と陰虚脈の状態などについて学んだ後、脈調整の要領として、選穴、指標の触り方と患側の決め方、鍼の当て方について学びました。
実技ではデモモデルの脈診と脈調整を確認した後、ペアに別れて、前回までに学んだ膝周りの指標の確認、腹部接触鍼に引き続き、脈診と脈調整を行いました。
脈診では、みなさん指の当て方と力の入れ方に苦労されていました。
鈴木先生からは、指を当てる部位と指を真っ直ぐに一枚の板のように、とのアドバイスがありました。
これも数をこなして自分の指の感覚を磨いていくことが大切だと思います。
次回までひと月間が空きますから、今まで習ったことをしっかりと復習して、これからも頑張っていきましょう。(佐藤隆史)