基礎Ⅰ土曜(七回目)

七回目の基礎Ⅰ土曜講習会、とうとう補助治療に入りました。今回は井穴の刺絡と透熱灸、はじめての刺絡は緊張して時間がかかった方も多かったようですがいかがでしたでしょうか。

積聚治療は接触鍼から脈調整、背部兪穴の治療と少しずつ刺激を積み重ねて精気の虚を補っていく治療です。治療手順、使うツボは一緒でも、治療家の力量によってどれだけ影響を与えられるかは変わってきます。腕のある先生なら基本治療のみで深くまで影響を与えることができるのですが、積聚治療をはじめて間もない私たちはそこまで鍼の影響力が足りないぶん、補助治療を使っていくことが必要となります。治療家の腕があがればあがるほど補助治療を使う割合は少なくなっていきますが、今のうちは補助治療も積極的に使っていきましょう。特に今回の井穴刺絡や透熱灸は臨床で使う場面も多いのでたくさん練習してくださいね。

写真(1枚目)は上を説明した図。D先生の板書の写真を撮りそこねたのでノートから。

写真(2枚目)は刺絡時の手(写真ではテイシン使用)。ノートCA3A0881