本日のお題は、「背部兪穴治療」です。
基礎2コースのメインになる治療方式の選択について講義がされました。1回では足りませんので、次回、その次と病症の話とともに進んでいく予定です。
治療方式については病症のお話が出てきて、より臨床的な内容に踏み込んでいくことになります。つまり正解がない世界で、自分で正解を探し求めていかなければなりません。そのためグッと治療が難しく感じられるところでもあります。
治療方式の選択は、試すところから始まると私は考えています。第1方式の施術での変化の限界を感じ取り、病症などから陰陽の虚実（冷えの度合い）を推し測り、治療方式を変えてみると各方式の使い方がスムーズになるのではないでしょうか。
とはいうものの第1方式での限界を感じ取るのが難しい。とお考えの皆さんは、まずは数年、第1方式でやり続けてみてはいかがでしょうか。そうするとこれは絶対第３だ！とかこれは第４だよね！と判断が出来るようになると思いますよ。
先程「試す」という話を出しましたが、治療方式に限らず、いろいろ治療を試してみましょう！とH先生は何度もおっしゃっていましたね。次の講義までいろいろ試してみましょう！