北海道各地が30℃を超す中、北海道基礎1は折り返しである6回目の講習が行われました。今まで教わってきたことを、すべて通して実技をしてもらいましたが、8月のお休み期間にやるべき課題は発見できましたか?
背部の取穴を指標の確認
腹証の決定後、腹証に従って前回教わった背部のエリア分けを頭の中で区分しながら、取穴をしていきました。取穴の際はまず面で探り、その後に点で探っていきます。そうすることで、素早く取穴をしていきましょう。
伏臥位で確認してもらった指標は、主に首周り・肩井・志室・委中・委陽です。指標はただ触って確認するのではなく、同じ場所を同じように触ることで、その変化を正確に確認することができます。書いてしまうと何でも無いことのように思ってしまいますが、やってみると意外と難しいものだと思います。身体の大きい小さい等があるとは思いますが、まずは講師の先生がどこをどのように触っているかをようく観察することが、上達の早道になるのではないでしょうか?
カルテの記入
カルテを管理することで、今まで行ってきた治療を整理したり、患者さんの身体の変化を読み取ることに役立てることができます。ですので、どこにそのようなことを書くのかということをしっかり把握して、記入ミスがないように書き方を覚えていきましょう。
8月は夏休みになり、次回は9月2日(日)です。涼しくなったころに元気な姿でお会いしましょう。