基礎1土曜コース 第7回

KIMG00822013年8月3日に基礎1土曜コースの第7回が行われました。

前回までで基本治療がひと通り終わりましたので、今回からは基本治療の復習と補助治療に入って行きました。

今回の補助治療は背部兪穴の治療が終わっても十分に積が取りきれなかった場合の対処として「前腕、下腿のツボを使う方法」を行いました。

選穴としては例えば「脾の領域の積が残っていた場合には脾経のツボを使う」というような方法を用いいましたが、必ずしも脾積だから脾経のツボを使わなければいけないということではなく、選穴方法の一つとして捉えていただけたらと思います。

講義ではテキストの中から「”陽虚性とみる患者で上実性の強いもの”という表現がわからない」、という質問がありました。

たしかに「陽虚で陽(上)実」と言葉にするとなんだか変ですが、例えば「貧血傾向があり肩こりもある」というようなことを思い描いていただけるとよいと思います。

陽虚&陽実を治療するというとなにか矛盾があるようですが、積聚治療では陽虚も陽実も精気の虚の現れと捉え、その精気の虚を補うことを目的とするので、様々な症状に振り回されずに治療が行えるわけです。

早いもので残りもあとわずか5回。疑問に思うことはジャンジャン森講師に質問してください。応援しています。

次回は8月24日です。