こんにちは。基礎2土曜クラス聴講助手の片山です。
9月5日(土)基礎2土曜クラス 第5回講習が行われました。
5回目の講習は、前回の講習から1ヶ月期間があいてしまったので、まずは下肢の症状を復習していきました。
下肢の症状として出やすいものは疼痛、痺れ、動作障害などがあげられます。
それらの症状によって影響を受けやすい部位が腸骨稜、仙腸関節、腰椎などであるとのお話でした。
この症状は精気の虚のみによって症状がでているものと外傷によって精気の虚が起こり症状がでているものがあります。外傷の影響を受けているものに対しては外傷の処置が必要になってきますね。
身体の境界部位は影響力があると以前にも説明がありましたが、下肢と体幹の境界として鳩杞や曲骨などが治療穴としてよく使われているそうです。
このようなポイントを踏まえながら実技を行っていきました。
実技では補助治療として長鍼と太鍼の刺鍼を行いました。
長鍼は3寸15番の鍼を腰部に刺入していきました。
刺入の際に鍼を当て指をすり下ろしながら患者の皮膚が開くタイミングに合わせて刺入していくと痛みなく刺入できるようです。
太鍼は1寸3分33番の鍼を患者の呼吸に合わせて一気に切皮していきます。
長鍼や太鍼は質量が多いため身体に与える影響力が大きく、鍼のひびきも強いようでした。
積聚治療ではなかなかこのような鍼を刺入することは少ないですが、いざという時に使えるように練習が必要ですね。
次回の講習は9/19(土)です。
基礎2土曜クラス 聴講助手 片山