こんにちは、聴講助手の佐藤です!
9月27日の日曜日、横山季之先生の基礎Ⅰ日曜コースが行われました。
今回で7回目となりますが、約2ヶ月ぶりの講義です。
そのため講義の始まりには、いつも以上に復習を行いました。
そして、そのあとはいよいよ
新しい内容である「四肢のツボを使った積の調整について」です。
ここでも強調されていたのは、積聚治療のターゲットについてです。
当然精気に対して治療は常に行われますが、この補助治療の意味としては、背部兪穴の治療までを基本治療とし、基本治療によっても補いきれなかった精気に対して行われます。
そのため技量が上がって、基本治療で充分補うことが出来るようになれば、補助治療はだんだん必要がなくなっていくとのことでした。
それが更に治療時間の短縮にもなるとのことです。
今回紹介された四肢のツボは、積の名前に関係した経絡の穴が使用されますが、ここでも先生が強調されたのは、積聚治療のターゲットである精気についてでした。例えば右の三陰交の反応を指標として、左の三陰交に鍼をした場合、そこからダイレクトに右の三陰交に鍼の影響が行くのではありません。あくまで鍼の影響は一度、精気にいって、その結果右の三陰交の反応が変わるということでした。
次回は10月18日(日)です。四肢のツボは、経絡の流注や経穴の場所の知識が必要となりますので、苦手な方は是非復習しておいて下さい。
次回も宜しくお願いいたします。
基礎1日曜クラス聴講助手 佐藤