基礎2土曜日 第5回

9月17日、基礎2土曜日の第5回目講習会。

8月がまるまる空いて、前回からはほぼ2ヶ月ぶりです。

2ヶ月ぶりでも内容は前回から続いています。

実技は灸頭鍼ということで、講義は腰臀部、特に腸骨稜について。

下肢と腸骨稜の因果関係の解説とともに、腸骨稜の触り方、異常な感触などを骨格模型を使いながらの講義。

cap1 骨格模型とハグ

毎回、枕詞のように原先生が言うのは「原則として」。

“「こういう時はこう、この場合はこれ」と言い切って貰いたいだろうけど、人の身体はそう簡単には決められない”。

他にも、自身の臨床経験をよく話してくれますが、すごく生々しい限りで、納得もし安心もする。なぜなら、「やってしまった」話が多いから。臨床家だって完璧な人間じゃないんだから、人間らしさがあってもいいじゃない? と言ってもらった気がします(原先生の意図とは違うかも知れません、念のため)。

講義のあと、腰部に灸頭鍼の実技供覧。のちお互いに補助治療として灸頭鍼をやってみました。もっと艾がポロリとかで阿鼻叫喚が起こるかと思われましたが、大変スムーズに終了しました。

良かった。

cap2 灸頭鍼実技

講習会前半最終回ということで、今回も養老乃瀧。

cap3

次回は後半初回ということで?

写真協力:大上佳子さん/文責:基礎2助手 野平有希