易経入門講座 第4回

7月13日(土)に易経入門講座の第4回が行われました。

今回は占例(過去の占いの例)の検討を行いました。
「占例を100例くらいやると占いが出来るようになる」という目安があるようです。
占いの前の下準備に筮前審事(五法)があります。
占う対象の状況を事前に分析していくというものです。
例として挙げられたのは江戸時代のものだったので習慣の違いという難しさもありましたが、筮前審事を踏まえ皆さん必死に頭をひねっていました。

その後は毎年恒例の本筮法です。
前回の講座ではコインを使った略式の占いが紹介されましたが、今回は筮竹を使う最も本格的な方法。
筮竹を18回操作することで卦を導き出すので、慣れないうちは何十分もかかってしまいます。
特に筮竹の扱いが初めての人は苦戦をしていましたが、最終的にはしっかりと卦を出していました。

講義中は練習ということで占的を定めず行いました。
8月の講習会休み中に復習も兼ねて占的有りで本筮法をやってみて下さい。
一部の人は宿題となっているので、先生にメールで送るのをお忘れなく!