9月12日に易経入門講座の第5回が行われました。
まずは前回の宿題の発表です。
「山雷頤」と「沢風大過」の卦辞と卦象の関連を考えるというものです。
僕は易経入門講座の初年度から受講していますが、5年目にして初めての課題です。
慣れないことに皆で苦労したのですが、「正解はないが、辞と象の関係を考えることに易の勉強の意味がある」ということです。
64卦の講義は「沢山咸」。
その流れで艮の物象が取り上げられました。
テキストから艮の物象を抜き出し、ここでも卦象との関係を皆で考えました。
今回の占いは今までと趣きを変えてコインを使った占法です。
10円玉5枚と100円玉1枚を使い、並び方や裏表から卦を出します。
筮竹を使った本筮法に比べて簡単にできるので、思い立ったときに気軽に占えます。
会場では試しに「9月中に天変地異が起こるか?」を占ってみました。
僕の周りでは「震=雷」が入った卦の出た人が多く気になったのですが、皆さんはどうだったのでしょうか?
次回までの宿題は「雷風恒」の卦辞を考えてくることです。
先生曰く「易経を読む=古典を読む、卦を考える=病態を考える」ということらしいです。
頑張りましょう!