応用Ⅰコース助手の田坂です。6月17日(日)、応用1コース太子堂日曜クラス第2回が開催されました。この応用Ⅰクラスでは、生命力低下の理由を探っていく為の理論と、その理論に従った補助治療の使用法を学んでいきます。
病の原因はただ一つ、生命力低下(精気の虚)ですが、応用Ⅰクラスでは、なぜ生命力が低下したのか理由を追求していきます。生命力低下の理由を探っていくためには、問診が重要になります。患者さんの習慣(毎日行っている、毎日食べているなど)新規(新たに始めたこと)に注目しながら問診をしていくことが大切です。また、生命力低下の『理由』と共に、生命力低下の『程度』も探っていくことが重要となります。
今回は、初診カルテの裏側の下の段、小便・大便、食事や睡眠などの項目についての説明がありました。例えば、小便・大便の問診(量や色、臭いや回数など)で、この患者さんの生命力の低下はどれくらいか?というのを探っていくようにします。
このように問診で、生命力低下の理由と程度の両方を探っていき、指標の変化でも、この生命力低下の程度を読み取っていけるように、これから問診と実技の練習をしていくことになります!
そして、今回の実技は、知熱灸でした。形や大きさ、硬さがバラバラにならないよう、練習を行いました。
応用1コース日曜太子堂コースは、受講生が18名と多いので、知熱灸を練習すると煙もすごいですが、ゴミ箱も溢れそうです(笑)
次回は7月1日(日)になります。
助手 田坂里織