基礎1コース 東京日曜クラス 第2回報告

こんにちは。基礎1東京日曜クラス助手の佐藤です。6月17日(日)に太子堂鍼灸院にて第2回目の基礎1東京日曜クラスが開催されました。

まず前回の講習会の復習をし、今回新しい内容として「指標」について勉強しました。

「指標」とは目には見えない、生命力の低下の程度を示すものでもあり、かつ自分の行った施術が患者さんの生命力の低下をどの程度補えたかを、術者に教えてくれる大切な考え方となります。

そのため出来るだけ毎回同じように、指標を触れられるようにする方法を勉強しました。

デモでは田坂先生が私の下腿の指標を取り、それを受講生の皆さんも同じような手つきでさわれるか、反応が先生のように感じられるかを訓練しました。

その後にいよいよ接触鍼についてです。接触鍼とはけして軽い治療ではなく、その後の治療内容にも影響を与える重要な治療で、今回強調されていたのは

①3点同時で刺せること。②しっかり鍼を圧迫させること。③痛みを与えないことでした。

「委中刺入」にしても「接触鍼」にしても、練習中に痛みを与えてしまうのは刺手の問題でないので、痛いからと刺手の圧迫する力を緩めることはせず、痛みを与えない押手を練習して来て欲しいとのことでした。次回は7月1日(日)です、宜しくお願い致します。

助手 佐藤