終了試験

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今日は、臨床研修講座終了試験が行われました。

会長を治療して、口頭試問を受けるという、緊張の極限の中で、よくがんばった、

と言いたいところですが、

まだまだ、頑張りが足りない、と言っておきます。

普段の講義で、私に問い詰められて、あたふたしたことがあるでしょう。

でも、会長のは、そんなものでは、なかったでしょ!

はっきりと、自分の姿が、自覚できたのではないでしょうか。

奮起してください。こんちくしょうと思って、私ごときに、言わせてなるものかと思って、私がぐーの音も出ないくらい、勉強してください。

この世のシステムは、完璧です。

やった通りの結果しか、起こらないのですから。

さて、皆さんの先輩に、Yさんという70代の研修生がいました。
この方は、人の何倍もの時間かけて実技を学び、そして毎週のように、ノートをまとめては、質問を繰り返し、いったい何度ダメ出しされたかわからないくらい、必死で学ばれていました。人生の大先輩に失礼だと思いながらも、大きな声を出したのも、一度や二度ではありませんでした。

そうして、Yさんの終了試験、

後にも先にも、あれほど完璧な解答をされた方は、いません。
ただただ、感服するばかりです。

もしも、皆さんがまだ70代でないのなら、

Yさんに届かない努力は、認めるわけにはいきません。

それは、当然、私も含めてです。

お互いに、奮起しましょう。

もっと、厳しく、厳しく、厳しく、職人としての技と知識と心を仕込むことにします。

それでもいいというチャレンジャーは、いつでも大歓迎です。 ぜひ、自分にかけてみてください。自分で自分の道を作るときです。

それが、今です。