易経入門講座 第7回報告

11月12日(土)に易経入門講座の第7回が行われました。

この講座では『易経』に載っている重卦を3年かけて解説していきます。
今年度は去年度の続きとして41番目の重卦から始まりました。
今回取り上げられたのは「損・益」「夬・姤」「萃・升」の6卦です。
『易経』では爻(記号)の上下を入れ替えた卦がセットで並んでいます。
陰陽の構成が同じでもひっくり返って位置が変わると意味も違ってくる、という点を踏まえて重卦の説明がありました。

また、前回に引き続き花咲か爺さんでの練習も。
少し難易度が上がり、もし話中の各シーンで易占を立てたらどんな卦が出るか考えました。
受講生それぞれの着目点で様々な本卦・之卦が想定されていました。

最後には江戸時代の占例の検討です。
占的と卦からどんな結末を迎えたのか読んでみました。
回答である易の達人の読みは、どのように占えばいいか参考になったのではないでしょうか?

次回は毎年恒例である年筮を行います。
受講生の方は占い道具の準備をよろしくお願いします。
花咲か爺さんの宿題も引き続き出ているので忘れないでくださいね。