7月15日(土) 2023年度基礎2土曜コースの4回目が行われました。
第4回目である今回は、人の身体の「上下」の陰陽に着目して病を考えることをもとに
前回までは、陰の病症の運動器疾患に絞って、指標の確認と補助治療を行ってきましたが、
今回は、「陰の病症の内科疾患」についての補助治療について学んでいきました。
実技では陰の病症の指標を診ながら基本治療を行い、補助治療として特殊鍼法の「灸頭鍼」を行いました。灸頭鍼のやり方は『東洋医学講座10巻』に記載されています。
今回は、臀部もしくは腎兪・志室への灸頭鍼を経験してみました。治療効果は全身に伝わること、そして灸頭鍼の補助治療は精気の虚を補う力が強いことを体感できたのではないでしょうか。鍼は[1寸6分5番鍼]、艾は[ウチダ和漢薬の禄]を使用しました。
次回は7/29です。
まだまだ色々な補助治療を紹介し、臨床に取り入れて使えるよう1つ1つ学んでいきます。