2025年度基礎1コース日曜クラス第6回の講習会が7月20日に開かれました。
今回の講習では、基本治療の最後となる肩部治療について学んでいきました。
この肩部治療は小林詔司先生の臨床で、患者を仰向けからすぐに立たせるとふらつく患者がいたことから考え出されたものです。
講義では、肩部治療の手順の確認や実際に行う際の注意点、または禁忌となる患者について説明されました。
実技のデモンストレーションは、これまで学んできた基本治療を最初から最後まで通して行われました。
特に腹診と背部の取穴について再度、手塚先生から細かくポイントが説明されました。
その後ペアを組みお互いに基本治療を行いました。
腹診と背部の取穴では手塚先生からチェックを受けて行っていきました。これらのチェックのほかに講習生のそれぞれが苦手としているところを質問し、実技の確認を受けていました。
今回までに学んだ肩部の治療までが基本治療の手順の全てですが、受講生の皆さんはテキストに頼ることもほとんどなく、50分以内に終えることができていました。
今回の講習までで基本治療の手順を一通り学びました。
次回の講習会は1ヶ月先となります。まずは、基本治療を何も見ずスムーズに治療を行えるように、家族や友人など身近な人をたくさん治療してみてください。
助手 川浦 渉太