こんにちは。基礎2土曜クラス聴講助手の片山です。
10月3日(土)基礎2土曜クラス 第7回講習が開催されました。
前回まで上半身・下半身の病症について学んできました。
今回はそれらの病症に対して行う補助治療の中で、井穴に着目し講義がおこなわれました。
井穴は補助治療において、透熱灸または刺絡をするようです。
主に上半身の病症には手の井穴、下半身の病症には足の井穴に反応が出やすいとのお話がありました。
ここでは要穴として扱われている井穴だけでなく、全ての指の爪甲根部の反応を診ていきます。
井穴の反応としては痛みの種類(鋭痛、鈍痛)、色などを診ます。
他と比べて特異的な反応の箇所を探し出し、そこへ補助治療として透熱灸または刺絡をするとのことでした。
今回実技では補助治療として井穴への透熱灸をおこないました。
治療点となる井穴を探し出すのが難しそうでした。てい鍼で一穴一穴患者さんに反応を比較してもらいながら絞り込むのですが、その際に大切なのが全ての穴に同じ圧をかけていくということのようです。
簡単な動作ですが同じようにやるというのは難しいです。練習が必要になりますね。
井穴は補助治療の中でも比較的よく使われる部位だそうです。しっかり使いこなせるようになりたいですね。
次回の講習は10/17(土)です。
基礎2土曜クラス 聴講助手 片山