10月15日、第6回講習会が行われました。
講習会も後半に入って、講義はサラリ、実技ミッチリ体制になってきました。
前半で治療家の心得、実際の臨床の話、積聚治療の核となる考え方などは、たっぷり話してもらっているので、後は徐々に実感していってください。
今回は、「身体を広範囲で診れるように」と言ってましたね。
実技は知熱灸です。
三角錐を作るわけですが、均等につまりどこが底辺になってもよいように作らないと駄目ですよ、という解説です。
案外、固く作るのが難しいようでした。艾をほわっとしたまま固い三角錐を作るのは、いかにも難しいので指先で丸めて固めていって最後に気合で三角錐にしましょう。
知熱灸は、結構使います。督脈4穴を順番にといった場合もあります。
作る→載せる→点火→取るの流れを同時に数か所やることになるので、サッサカと作れるようになってください。
写真提供:大上佳子さん 文章:野平有希