7月23日日曜日、基礎1講座第4回が行われました。しばらく雨模様でしたが午後からは日差しもでて暑さがもどってきました。
さて、腹部の区分の復習です。
解剖学的な筋・骨格、経絡と経穴を目安に肝・心・脾・肺・腎に区分していきます。人体のパーツは個人差が大きいので、経穴や何寸かにとらわれすぎず、患者さんの体をしっかり見ましょう。
接触鍼では、皮膚の感じ、温かさ、目で見た印象などのおおまかな状態もチェックしましょう。
汗を拭うタオルの使い方だけでも、聚は変化します。優しく丁寧な所作をこころがけて。
指標の確認は、同じ姿勢、同じ押し方をしっかり意識して!
腹証の決定では、患者さんの腹圧に合わせて、浅いとこ深いとこの積をさぐっていきます。
もまないように、圧をかける、強さ・方向にも氣を配りましょう。
初めは、頭で考えてしまいがちですが、体が自然と動くように何回も練習しましょう。
だんだんとスムーズにできるようになります。
まずは、丁寧に。
(中村朋美)