6月25日(日)基礎2コース日曜日クラス第4回が行われました。
今回から、いよいよ補助治療の具体的な内容に入りました。まずは、上肢の補助治療です。
講義の中では、髙橋先生が運動器疾患の補助治療を行う際のポイントを説明されていました。
【運動器疾患のポイント】
1.選穴の基本は、症状と指標から、より遠いツボを選択する。
(遠いほうが精気を補いやすい)
2.自動運動できる指標をつくり鍼を当てるごとにその運動を繰り返す。
(伏臥位に確認できる姿勢も確認すること。)
3.基本治療中に指標の変化から補助治療を予想する。
4.主訴の変化が見られない場合は、次の補助治療を考える。
これらを踏まえ、今回は左五十肩の患者さんを想定して、補助治療を行いました。
今回、お互い練習した補助治療は、脊際の透熱灸・肩の灸頭鍼・指間穴(手)の3種類です。
写真:脊際の取穴デモ
写真:積聚治療の脊際の取穴はちょっと特殊です。
髙橋先生が全員の取穴をチェックしました!
写真:指間穴の取穴デモ
写真:肩の灸頭鍼
今回も盛りだくさんの内容でしたね。取穴が難しいところもありましたが、受講生の皆さんはとても熱心に確認されていました。
第5回は明日、7月9日(日)となります。次回は、下肢の補助治療を行う予定です!