東京基礎Ⅰ土曜4回目とほぼ同じ進行です。
背部兪穴治療は積聚治療のもっとも中心的な内容です。これは会長が『難経』で分けられた腹部の5領域に、臨床の中で発見した背部も同様に5つに分けれることを応用したわけです。
背部兪穴治療で重要となるのは、まずは基本となる膀胱経2行線をしっかり確認できることです。治療穴はこのライン上の存在するので、ラインを間違う=取穴が間違うといことになってしまいます。
教科書的な督脉の外方3寸にラインを取るのではなく、脊柱起立筋の外縁をそれとします。
積聚治療では背部兪穴を、横に五行的に分けたことと、経絡で縦に分けたことの双方に意味を持たせていますので、取穴がずれてると十分な効果を発揮できません。
これから毎回取穴チェックしていきます!