東京基礎Ⅰ土曜(六回目)

六回目、そして夏休み前最後の講習となる今回は、カルテの記入方法を学び、お互いに座位までの治療をしあいました。これでみなさん、一通りの治療ができることになります。

積聚会のカルテは英語表記、記号表記が多く慣れるまでは大変ですが、慣れてしまうとこちらのほうが簡単です。LU-9(太淵)、PC-7(大陵)、GB-21(肩井)、BL-52(志室)、そしてよく使うツボ、ST-36(足三里)、SP-6(三陰交)などは覚えてしまいましょう。

座位では僧帽筋の一番はっているところを見つけ、その左右対称のところに鍼をしていきます。今までの治療で補われた精気のバランスを立つ前の段階(座位)で最終的に調整します。

最初に脈速をはかり、腹部の接触鍼、脈調整、腹診、背部接触鍼、背部兪穴治療、そして仰向けで脈と腹積を確認し、座位で肩の治療、というのが積聚治療の基本治療の流れとなります。背部兪穴治療の後に補助治療を加えることもありますが、それは夏休み後のお楽しみということにしてくださいね。夏休みの間にいっぱい治療(カルテ記入も!)と練習をしてきて下さいね。

カルテ

カルテ

sitting position