今日は補助治療の「浅い気に対する手段」ということで、接触鍼・散鍼・皮内鍼・知熱灸・テイ鍼のそれぞれの使い方と用途を学びましたね。もう何度の聞いているとは思いますが、これらの手段も精気の虚を補う為に行っていることです。患部に対して何かしらの処置を行っていることもあるので、ついつい一部分に集中してしまうこともあるかもしれません。しかし、一カ所の刺激は全体に波及して行きます。これは補助治療でも同じです。
また、補助治療は基本治療で補いきれなかった精気の虚を補う行為だということを忘れないで下さい。基本治療でしっかり身体に変化を与えることが大前提です。その上での補助治療です。基本治療をおろそかにして、補助治療でなんとかしようという考えは、くれぐれもしないで下さい。
次回は来週になりますが、今日の宿題をしっかりやってきて下さい。みなさんのすばらしい知熱灸を楽しみにしています。