今回は「補助治療」をテーマに講義がされました。とくに上半身(顔面部・前頸部)の補助治療穴が紹介されました。
今回は「補助治療」をテーマに講義がされました。とくに上半身(顔面部・前頸部)の補助治療穴が紹介されました。
デモでは、T先生が扁桃腺膿腫で苦しんでいたので、モデル治療をしながら補助治療の説明がされました。
積聚治療では基本治療でも補助治療でも、どちらも精気の虚に対して治療を施しています。その精気の虚をあらわしているものを指標と呼び、症状が出ている局所も指標の一つととらえています。実は背部兪穴治療では指標になった局所も背部兪穴治療後には点灸を施す治療点となる場合もあります。
補助治療の知識がついてくると、あれもこれもとなりがちですが、実は背部兪穴治療が一番重要という基本に立ち戻ると、より補助治療の重要性が分かるようになります。
いろいろ引出しを持つ中、自分でやってみる。試してみることが大切になります。次回までは約1か月あります。身近の患者様に是非使ってみて感想を聞かせて下さい。
次回(最終回)は、「補助治療(下半身)について」です。
ついに今年度基礎2も最後になります。受講生の方は、H先生への質問をいっぱい用意して参加して下さい。