基礎Ⅰ土曜(六回目)

昨日、六回目の基礎Ⅰ土曜講習が行われました。講習自体は約一ヶ月ぶりだったのですが、接触鍼や背部兪穴治療などみなさん手つきがよくなってきていて、きっと夏休みにいっぱい練習をされてきたのではないでしょうか。講義は募穴、季肋部を使った積の調整について、ここまでが積聚治療の基礎治療です。実技は、D先生のデモのあと、接触鍼から脈調整、背部兪穴治療、積の確認、四肢の要穴の治療、そして季肋部の治療、座って肩井と、お互いに治療をしあいました。

 

なお、昨日の講義の中でD先生が運動器疾患治療の際のヒントをお話されていました。頚や肩、腰、膝などの運動器疾患は痛みが出る姿勢や動きなどを確認して、治療中ことあるごとに患者さんに動かしてもらうのがいいとのこと。接触鍼をやっては動かしてもらい、脈調整をやっては確認、背部兪穴中にもまた確認、そして最後の肩井も患者さんに動かしてもらいながら鍼をしていくと治療効果がよりあがるとのこと。メモメモ。動かしてもらうことで患者さんの意識もその患部に行くし、気がよりめぐりやすいのでしょうね。

次回からは、補助治療に入っていきます。次回は、といっても来週ですが、井穴刺絡と透熱灸の予定です。ではまた来週♪<基礎Ⅰ第6回