6月13日(土)に易経入門講座の第3回が行われました。
鍼灸師のための易経講座と言うと一見占いは関係ないようですが、易に馴染むためには実際に占うことが欠かせません。
易で筮竹を使う占い方は本筮法・中筮法・略筮法と3つあります。
今回は、その中でも一番古く本格的である本筮法という占い方をとりあげました。
まずは最初に使う道具の確認です。
筮竹、筮筒、けろく、算木、香炉、筆記具。
これらについて解説と置く位置の説明がありました。
北極星を太極=天帝と見立てて伺いを立てるので、占いは北を向いて行うと言う話もありました。
普段は逆に天の意志を後ろ盾にするのに南を向いていたそうです。
実はこれは鍼灸にも通じる話です。
「君子南面する」を基準に左右の陰陽や、面における五臓配当を当てはめているということでした。
実際に占う手順については省略しますが、受講した方はわかるように複雑で時間がかかります。
次回も本筮法とのことなので、簡単にでも復習をしておくといいかもしれません。
来月は会場が変わりすみだ産業会館となります。
お間違いのないようお気を付け下さい!
追伸。
今回は写真撮影に失敗してしまいました……。
易占道具配置の撮影を先生と約束してあるので、それを含め次回はしっかり写真を撮影しようと思います。