基礎1土曜クラス聴講助手の石原です。
10月10日(土)に基礎1土曜クラスの第9回が開催されました。
今回の内容は、積聚治療の概要の復習と補助治療と四肢のツボを使った積の調整の復習についてでした。
積聚治療は東洋的な思想を基本とする治療法であり、気の概念に基づいた治療法です。
「気に基づく治療」ではなく、「気の概念に基づく治療」であるということです。
身体観でみると、気がなんらかの力によって人の形をなし生き物として存在させている。このなんらかの力を精気ととらえ、積聚治療の目的は精気に対して治療を行うということです。
また太極陰陽観については、物事には陰の側面があったり陽の側面があったり陰陽が含まれている。太極とは物事の始まりであり大本、根底であるということ。始まりを太極として時間が進むにつれ陰陽となる。
これを治療で見た場合、治療前を太極として次に診た時を陰陽とするということです。
この考え方は積聚治療を行ううえでとても大事なところになりますので、もう一度しっかりと復習しましょう。
実技では講習生全員に小幡先生が腹部と背部の接触鍼と孔最の診方のデモをして頂きました。
先生の接触鍼の気持ちよい感じをしっかりと覚えて、皆さんも患者さんに気持ち良いと言ってもらえるようにがんばりましょう。
次回は最後の講習会になります。しっかりと練習をして疑問などは忘れず聞くようにしましょう。
基本1土曜クラス 聴講助手 石原