2023年度 基礎1コース 土曜日クラス 第7回

9月9日(土)に基礎1コース土曜クラスの第7回目が開催されました。
今回は補助治療について、実技では基本治療の一通りの流れをやりました。

まずは補助治療についてです。
補助治療は基本治療で精気の虚、生命力の低下が補いきれない場合に用います。
補いきれない状況は二つあります。
①術者の技量不足で積が残る、変わらない。
②患者さんの病が深く、積が解消しても症状、指標が残る。
基礎1コースでは①に対して補助治療をしていきます。

気をつけたいポイントは時間です。補助治療をするからといって時間が増えるのではなく、一定の時間のなかで治療をしていきます。例えば普段から基本治療が30分で終わる場合は、補助治療をいれても、基本治療20分、補助治療10分のように30分で終わるように治療します。これはドーゼオーバーにならないようにする点と、毎回同じ時間の方が患者さんの変化を判断しやすいからという理由からです。

次に実技です。
実技では基本治療の一通りの流れと、補助治療は一行線を使いました。
基本治療の脈診、腹診、背部兪穴は講師2人にチェックしてもらいます。講師の先生に確認してもらい、再度確認することで、自分との違いなどが出てくると思います。講習会は残り3回ありますので、なるべく講師の先生にみえ方が近づくようにしたいですね。

次回は10月7日(土)に基本的な補助治療(手足の要穴)をやる予定です。
よろしくお願いいたします。

助手 酒巻