2016年5月8日(日)狛江の太子堂鍼灸院で高橋大希先生による基礎2クラスが開催されました。
聴講生の堀部です。よろしくお願いします。
今回は初回ということもあってまず、積聚治療の歴史から話がありました。
小林会長と関東鍼灸専門学校の初代校長三剛先生との出会い。なぜ、会長が易を学ぶようになったのか・・・など。
そして基礎1の内容の復習です。
積聚治療は一言でいうと、どんな治療法ですか?
おなかを診る治療?背中に鍼をする治療?だけでは積聚治療の本質を表せていません。答えは赤本のP13にあります。
そして東洋医学講座「10巻」、「赤本」、「続」の読み進め方を教わりました。
積聚治療は最初に出来あがった時から現在まで理論体系が変わっていませんが、それを表現する方法、つまり言葉だけが変わってきているとのお話がありました。 例えば「精気の虚」は「冷え」と表現していたなどです。
講習会に参加している受講生は講師の先生がガイドをしてくれますが、自分で読んでいる方は三つの本の表現を比べてみると面白いだろうなと思いました。
なぜ積聚治療が東洋的な発想の治療法と言えるのか。
なぜ内経に「気」とか「陰陽」の定義が書いてないのか。
そして太極、陰陽の話がありました。
実技の前に補助治療を追加するときの注意点、とくに時間配分についてのアドバイスがありました。
次回は5/29(日)です。