易経入門講座 第5回

9月8日(土)に易経入門講座の第5回が行われました。

言い伝えによると『易経』は、上古の時代から何段階に分けて解説を書き足されて今の形になりました。
そのためか、初学者が最初から順に読もうと思っても混乱しがちです。
そこで今回は『易経』という書物の構成を、易の歴史と絡めて学んでいきました。

また、『易経』の辞(ことば)を読むのに重要なポイントも出てきました。
正・不正、応・不応、比、天人地です。
これらは易経入門講座後半の64卦で繰り返し出てきます。
今年から参加している方は見直しておくといいかもしれません。

8月の休みの期間に、何人かの受講生には実際に占うという宿題が出ていました。
そこから何例かをとりあげて占いの練習も行いました。
占いに必要な情報を集めて、出た卦にそれを照らし合わせます。
一番盛り上がったのが火星への移住という、8年目にして初めて出るユニバーサルな占的。
易は万物を表し占うことが出来る、という好例でした。