基礎Ⅰ土曜クラス(第9回)

こんにちは。基礎1土曜クラス講師の小林です。
先月、9回目の基礎1土曜クラス行われました。

基礎Ⅰコースでは、積聚治療の基本治療の手順を学んできましたが、
前回から、基本治療では補い切れなかった生命力を更に補う手段として、
補助治療(四肢のツボを使った積の調整)を紹介しています。

9回目の講習会の内容は、「募穴を使った積の調整(補助治療)」です。

「募穴を使った積の調整」は、「四肢のツボを使った積の調整」を行っても、
それでも積が残っている(=生命力が補い切れていない)状況の時に行います。

しかし、ここで注意をしなくてはいけないのが、「刺激量」です。
「刺激量」をコントロールする手段の1つが「時間」です。

「募穴を使った積の調整(補助治療)」を行う場合、既に基本治療を一通り終え、
それでも生命力が補い切れず、四肢のツボを使った積の調整を行っています。
ここで、更に新たな手段を加えることになるので、
治療時間が長くなってしまいがちです。
なので、「治療時間」を意識しながら治療をするようにしましょう。

皆さん、基本治療は随分スムーズに行えるようになって、
取穴の精度なども上がってきたように感じます。

次回はいよいよ最終回です。
来年の基礎Ⅱクラスまで質問できる機会が空いてしまうので、是非たくさん質問して下さい。