基礎2月曜コース(5回目)

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 昨日12日は十五夜で、きれいなお月様でした。写真は、太子堂鍼灸院の入口に咲いていた月下美人と家に着いたときの明るい月です。さすがに携帯で月撮影は厳しかったですね(^-^;
一夜しか咲かないと言われる月下美人が十五夜に咲いているとは・・・

 さて、講習会の方は5回目。いよいよ後半戦に入りました。
 今回は、背部兪穴治療の治療方式についてとラインの取り方についての講義でした。

 積聚治療における治療方式は病症と関係が深いです。特に脈の状態は病症を判断し、方式を決めるために重要視しています。 陰虚病症から陰実、陽実、陽虚と精気の虚の度合いが進んでいるととらえています。そのため、陰実、陽実、陽虚病症であってもその背景には絶対的な陰虚があると考えます。ここでの注意点は、先程の陰虚病症(相対的)と背景にある絶対的陰虚を混同して混乱しないようにしてもらいたいということです。H先生は、大陰虚みたいな言い方をしていましたね。病症については次回からより詳しくお話が展開していく予定です。乞ご期待です!

 実技では、脊際の触り方やGVの取穴の仕方を中心に一通りの手順を行いました。特に棘突起間の取り方にはちょっとコツが要ります。曲がったり、ずれたりしないように一番深い部分を探すように心掛けましょう! (Y先生!お互い頑張りましょう!!)

 次回は2週間後。詳しい病症の話に入っていきます。