基礎1土曜クラス 第3回報告 その1

はじめまして。今年度の基礎1土曜クラスの聴講助手をさせて頂きます石原直樹です。
少しでも、講習会の様子が伝わるようお伝えしていきますのでよろしくお願いいたします。

6月13日(土)に第3回目の講習会が行われました。
今回は脈診と脈調整についてでした。

写真のスライドを使いながら、指の置き方、患者側から見た正しい姿勢など分かりやすく説明されていました。

脈の虚実についても、平脈、陰虚脈、陰実脈、陽実脈、陽虚脈を1枚のスライドにして一つ一つ分かりやすく説明されていました。

実技では、まず受講生同士で全員で手の置き方や押し方について確認をしてもらいました。男性の手や小さい方の手など違いを感じながら手の置き方を工夫されていました。

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その後小幡先生のデモで脈診をして受講生全員に脈を見てもらい小幡先生が診た脈を感じてもらいました。最初なのでみなさん悪戦苦闘されていましたが、先生が診た患者の脈を診るというのはとても良い経験だと思います。
脈診はあいまいになりがちな部分でもあるので、最初のうちはしっかり先生が診た脈の状態を自身でも感じれるように手の置き方や押し方を工夫されると良いと思います。

脈診のあとは腕橈骨筋、内関の指標の取り方です。
ここでも先生の取られた指標を皆さんで確認してもらいました。
しっかりと骨に当たる感じなど体験できていたと思います。
指標は先生も何度もおっしゃってましたが、同じ位置、同じ角度、同じ深さでみれるように気をつけましょう。

脈調整では太淵と大陵を使います。
ここで大事になってくるのが委中の刺入練習です。
委中の刺入とは違い不安定な状況での刺入になりますので、しっかりとした押手と刺手が必要になります。
しっかりした手が出来ていないとチクチクしたりしてしまいます。

脈診では指を伸ばして診る方法に皆さん戸惑われていましたが、先生もおっしゃっていましたが練習あるのみです!
次回は27日になりますので、それまで委中の刺入と脈診の指の形を練習してきましょう!

基本1土曜クラス 聴講助手 石原直樹