基礎2 土曜クラス 第3回 (大鍼)

こんにちは。基礎2土曜コース助手の小林です。
先週末、3回目の基礎2土曜コース(小幡先生クラス)が行われました。

基礎2コースでは、基本治療だけでは精気が補い切れなかった時に行う「補助治療」を学んでいますが、
その補助治療には、外傷により精気の虚が起こった時に行う外傷処置や、 基本的な補助治療、
一般的な補助治療、の3つに大きく分けることが出来ると前回の講習会で講義がありました。

今回の講習会では、それぞれ3つの補助治療の特徴や位置付けを学んでいきました。
「基礎Ⅱコースで扱っている一般的な補助治療の中には、
現在ではあまり臨床で行われることの少ない手段もあるけれど、
これらの補助治療を習得していくことによって、外傷処置に必要な刺鍼テクニックも養われる。」
ということを前回の講義で先生が仰っていましたが、
刺鍼テクニックが養われるだけでなく、基礎2コースで学んでいく「一般的な補助治療」を行うことで、
「患者さんのどこが悪いのか?」「どのツボを使ったら良いのか?」を認識する練習にもなるということが
今回の講義で新たに分かったんじゃないでしょうか。

講習会の名前に「基礎」と名前が入っていますが、とても大切な内容をやっている訳です。
基礎Ⅱクラスの内容がいかに今後の臨床にとって大切かが分かりますね。

実技では、「大鍼」と「井穴と榮穴・兪穴の触り方」を行いました。

使用した大鍼は、「寸3‐33番」でしたが、指の力が無いと中々刺入することができません。
大鍼を使用することで刺入力が養われるので、是非、臨床に取り入れてみて下さい。

次回は「長鍼」と「ウオノメの処置」を予定しています。
受講生の中に、実際にウオノメがある方がいるので、実際に処置する所を先生が見せて下さいます。