応用Ⅰコース木曜クラス(第4回)

6月13日(木)、応用Ⅰコース木曜クラスの第4回の講習会が行われました。
今回の内容は、病症についてです。
病症についてのポイントは以下の7つです。
1.病態を判断するための表現である。
2.陰虚、陽実、陰実、陰実・陽実、陽虚と5つに分類される。
3.あらゆる病症は、精気の虚から生じる。
4.病症は積気の虚の程度を示している。
5.おおむね陰虚病症は軽症で、陽虚病症は重症。
6.一般に精気の虚が強くなると、病症は重くなり指標の数も増える。しかし、重い病症、指標の多さが常に強い精気の虚を示すとは限らない。
7.指標(脈>症状)の状態から判断する。
また、病症について詳しく学んだ後は、
治療の方式の選択と背部のライン(膀胱経の2行線、1行線、脊際、督脈)の選択について詳しい説明がありました。
座学はかなりのボリュームでしたね。

最後は、お互いの治療です。症状、指標、そして脈から、病症は何だろうと考えての治療を行いました。

次回は、治療の手段の選択についての説明があります。
毫鍼、てい鍼、透熱灸そして知熱灸とどれを選択するのかでも治療効果は大きく違います。そして、いよいよ初診の問診へと入っていく予定です。
次回は、7月11日になります!
応用Ⅰコース木曜クラス助手:田坂