基礎Ⅱ日曜クラス(第7回)

こんにちは。 基礎Ⅱ日曜クラス助手の小林です。
先日、7回目の基礎Ⅱ日曜クラスが行われました。
基礎Ⅱクラスでは、上下の陰陽に着目して「陰の病症」と「陽の病症」とに分けて病を考え、
更に、「陰の病症」「陽の病症」それぞれの「運動器疾患」と「内科疾患」の補助治療を
学んできました。

前回から「陽の病症(運動器疾患)」の補助治療に入りましたが、
今回も前回に引き続き、陽の病症(運動器疾患)の指標と補助治療の講義がありました。

前回、陽の病症(運動器疾患)の治療手段として、

① 井穴・滎兪穴
② 胸椎棘突起間
③ 胸椎棘突起際
④ 指間穴

が紹介されましたが、今回はこれらの復習に加えて、
「極泉」のお灸と「後下関」の刺鍼を行いました。

極泉を取穴する際には、脇をピンと張ってあげる必要があります。
また、ここは毛が生えている場所なので、艾炷を少し高くすると施灸しやすくなります。

そして、後下関のポイントは、まず耳門を取穴してから指を前にずらして探ると
取穴がしやすくなります。
下関を探してから後ろに下がろうとすると取穴がズレてしまうことがありますが、
田坂先生が教えて下さったこの方法ですと、取穴がスムーズに行えます。

今回行った補助治療は、刺激量などを考慮して行わなければいけない場所ですが、
講義中に田坂先生がおっしゃっていたアドバイスをもとに、
是非、工夫しながら実践してみましょう!