易経入門講座 第3回

6月20日(土)に易経入門講座の第3回目が行われました。
緊急事態宣言は解除されたものの、今回もオンラインを使っての講義となりました。

今回の講義ではまず後天八卦図の説明がありました。
これは中国の神話に則って八卦を八方位に配置したものです。
東洋医学(哲学)に詳しい方ならご存じだと思いますが、方位が決まると連想で季節・時間・徳性・五行・臓腑なども配当されます。
つまり後天八卦図を使うと、八卦と色々な要素を結びつけることができるようになるんです。

後天八卦図

西

この後天八卦図を利用した占いが梅花心易です。
方位・時刻や目の前の物事を八卦を当てはめて、占いの結果としての大成卦を作ります。
そして八卦と五行の関係から、その大成卦の吉凶を判断します。
易の占い方はいくつかありますが、その中でも梅花心易はかなりシンプルでやりやすい方法です。
易の言葉に慣れるためにも、ぜひ色々と占ってみて下さい。

逆にとても複雑なやり方に本筮法があります。
こちらは次回の講義でとりあげる予定となっています。
筮竹などの道具を使った占いになりますので、次回はお手元にご用意の上で受講をお願いします。