聴講助手の髙橋です。
今回の内容は
◯前回の復習(積聚治療の基礎理論)
◯接触鍼・指標について
◯デモ・実技:下肢の指標、腹部の触れ方、接触鍼
でした。
前回の復習では積聚治療の基礎の確認が行われました。
改めて『気の概念』とは何か?という内容を深めていきました。
まだ、感覚的に掴めない方も多いかと思いますが、
『この世の全ては気からなる』
というテキストの内容通りに素直に理解する努力が必要になります
練習として、
目の前にある物や触れた物などに『これは◯◯な気だな』
リンゴを見たら
『これは赤くて丸い気だな』
氷に触れたら
『これは冷たくて硬い気だな』
おそばを食べたら
『これはおいしいおそば、、じゃなくて細長くておいしい気だな』
このように、
全てを気で出来ていると理解するクセをつける練習です。
誰かと一緒に、ゲーム感覚でやってみてもよいかもしれませんね。
実技の内容は接触鍼でした!
いよいよ実際の治療の流れに入った事になります。
前回は『刺入の練習』や『自己の鍛錬』
委中刺入と違って、今回の接触鍼では動きが出てきますし『
出来れば、
【DVD】積聚治療入門ー基礎と臨床を学ぶー
での小林会長の接触鍼の解説の部分も参考にして下さい。
透明な板に接触鍼をするシーンがありますので、
何よりDVDですから、繰り返し見る事が出来ます。
下肢の指標の触り方も含め、練習を反復していきましょう。
横山先生が、指標を触る際は
『毎回同じにすべき項目』を挙げられましたが、
映画俳優であり格闘家(ジークンドー創始者)
「私が恐れるのは、
というのがあります。
鍼灸も、一緒だと思います。
さっきは右手、今は左手。
これでは『同じ評価』になっていません。
それでいて
「あ、、さっきと変わった!!」って。
変わったのは自分の触り方ですよね、
指標を触る手も
あの項目が全て出来た状態で1回ですから、
段々と指標の変化が捉えられてくると(もちろん勘違いでなく。。
接触鍼で指標が変化した際
『接触鍼(表層への刺激)で変化する気(生命力の低下の程度)
変化がない場合は
『今の刺激では変化しない気(生命力の低下の程度)だな、
といった認識も持てますよね。
講義の中のお話で、小林会長の五十肩の症例もありましたが、
長くなりました(;^_^A
いずれにせよ、反復練習は必要です!
段々と暑さが増してきましので体調には注意して下さいね。
長文お付き合い頂きありがとうございます
基礎1東京日曜クラス聴講生 髙橋洋輔