応用1コースも2回目になり、いよいよ目的の1つである「問診力」を鍛える講義に入っていきました。
「病因と病症を考える。」をテーマに問診をして、精気の虚の程度を指標を通して判断していく診方を習得していきます。
初診カルテを配布し、項目ごとどういう点に注意して問診をしていくのか。どのように病症と精気の虚を推し測っていくのか。などをお話ししました。
基礎2コースでは、「冷え(陰)」の病症・「熱(陽)」の病症に分けて、身体を「陰」と「陽」で診る習慣をつけてきましたが、応用1コースでは、病症の場所・部位だけの陰陽の判断ではなく、病症の発症や程度も合わせて考え、病症を5つに分けてみましょう。
特に今回は、『二便』・『月経』に注目し、説明してみました。
実技は、知熱灸を督脈への補助治療を行いました。
時間がかかり過ぎないようにと知熱灸を作るコツ、実際の形・艾の量を秤に乗せてみました。
同じ大きさ・同じ硬さで作れるように練習して来て下さい!
練習あるのみです!!
次回は、原先生による東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会主催「東京都委託 施術者講習会」が開催される関係で、開始時間を18:00からに変更させていただきます。