基礎Ⅰ東京土曜コース第4回目が行われました!
今回のテーマは「腹診と背部兪穴について」という事でした
○講義→腹診やそれに必要な腹部の区分、腹証を立てた後に行う背部への施術内容について
○デモ→腹部の区分の仕方、腹診の方法について
○実技→腹部区分をする、基本治療の最初~腹証を立てるまで
という内容でした。
積聚治療は大まかに言うと
「お腹を診断の中心とし、背中で治療する。」
という事ですから、お腹の診断というのは非常に重要な意味を持ちます。
日本で生まれた腹診は、その運用方法が治療法により異なります
積聚治療では①拍動②硬さ③痛み(不快感)を異状とし、その異状が(区分した)「どの部位」に存在するかを診ます。
また、お医者さんの様に臓器を診ている訳ではありませんので、異状を診る圧し方などにも特徴がありましたね。
改めて、テキストや赤本を参照していただき、「腹部で何を診るのか」というのを一度は考えていただく事をオススメします。
治療法を学ぶという事は技術でなく「考え方」を学ぶ訳ですから、触れ方や異状の取り方なども変わってくると思います。
個人的なことですが、治療の一つ一つが方法として確立するまでの事を思うと、もの凄く勉強になります。全ての行動には気づけていないような意味があるからです。
段々と覚える事も多くなってきた今回でしたが、診断の核となる回でしたからしっかりと復習していきましょう。
この1年間は積聚治療家としての基礎ですからね。より良い基礎を築くには、皆さんの努力が不可欠です!
ぜひ頑張っていきましょう!
・・・・ちなみに今回、基礎Ⅰの行われた日は、講習会場&事務局である「もも鍼灸院院長」&基礎Ⅱ土曜コース講師の小幡先生の誕生日でした!!
4○回目のお誕生日とのこと!いつも講習への大きなフォローありがとうございます!!
いつもニコニコ小幡先生。これからもよろしくお願いします(^^)