北海道基礎1コース第7回報告 2017年9月24日

黄金色の稲穂も次々と刈り取られ、いよいよ味覚の秋に突入です。
秋分の日の翌日、9月24日(日)北海道基礎1コースが行われました。

前回までで、基礎治療の流れはつかめたかと思います。
スムーズに手が動くようになったでしょうか?

「補助治療」では、基本治療で補いきれない精気の虚を補い、取りきれない積を緩めていきます。

基本治療のあと、腹部の確認で最も残った積に対して、経絡を考えながら補助治療をしていきます。
手足の要穴の反応をみて、健側の手足関節〜肘・膝の穴を使います。
ツボ名にはこだわりませんが、卒業後、経絡の走行や取穴が怪しい方は、井・滎・兪・経・合・郄・絡・原の穴は再度、確認しておきましょう。

ここでも、患者さんの反応や体の変化をしっかり確認しましょう。
最初は、自分の手の感覚に自信がないかもしれませんが、ここぞ!と感じたところに丁寧に鍼を当てて、変化をつかんでいきましょう。
変化しない、というのも大切な指標です。どんどん手を動かして、チャレンジしましょう!

次回は、10月22日です。(中村朋美)