メークインまつり、ワインまつり、カキまつりと、これから秋の味覚まつり満載の北海道から報告です。9月24日、恵庭の北海道メディカル・スポーツ専門学校にて北海道基礎Ⅱコース7回目が行われました。
今回は「陽の病症の運動器疾患」という事で、陽の病症の考え方と指標を学びました。陽の病症は陰の病症を経て現れていると考えられますので、陰の病症で習った指標よりも陽の病症の指標を重点的に確認することが重要です。
脊際の反応は重要ですが、習ってすぐ分かる様になるわけではありません。分かるまで何度でも確認してもらってモノにしていきましょう。
実技では脊際の透熱灸と井穴の糸状灸を練習しました。
糸状灸は普段あまり使わないので捻るのが難しいという受講者の声もありましたが、糸状灸は小さく硬く捻らないと患者に大きな苦痛を与えます。自分の井穴で練習してみると、程よい大きさ硬さが分かると思います。
基礎Ⅱコースも残すところ3回となりました。基礎Ⅱは基礎Ⅰに比べて確認する指標の数も格段に増え、更に陰の病症、陽の病症を意識して指標を触ることになります。まだ習ったばかりで触り方がよく分からない指標も多いように思えました。残り3回でしっかり確認していきましょう。
この度は写真を撮るのを忘れていました。代わりに黒岳の紅葉をお楽しみください。
(横井雅子)