北海道基礎2コース第9回報告 2017年11月12日

11月12日気温6℃の北海道で、基礎2コースの9回目が行われました。

前回に引き続き、「陽の病症」の補助治療で使うツボについてです。
前回は陰の部位に位置しているツボを学びましたが、今回は陽の部位に位置しているツボです。

後下関は学校では学ばないツボなので、みなさんそれぞれ先生に自分の顔でも取穴してもらっていました。
どのツボもそうですが、押す方向によって圧痛の有無が変わってきます。先生と同じように押せるように、何度でも確認しましょう。

実技では基本治療のあと、極泉と後下関にそれぞれ鍼と透熱灸を練習しました。

極泉は学校の授業でも鍼をしたことがない人が多く、柔らかく不安定な場所なので、刺入に苦戦していました。
鍼の刺入には、基礎1で学んだ委中の鍼の練習が役にたってきます。積聚を学ぶに従って新しく覚えることもたくさんでてきますが、基本に立ち返って練習を積み重ねていきましょう。

次回はついに最終回です。
疑問点など次回までにまとめておいて、たくさん先生に質問してくださいね。(佐藤友香)