10月20日(日)秋晴れの北海道恵庭市で、北海道基礎2 第7回が開催されました。
今回は「陽の病症 運動器疾患」です。
陽の病症の指標の『頚椎椎間・下顎枝後面・肩関節前面・肩関節後面・肩甲骨外縁・胸骨・胸骨際・胸椎椎間・胸椎脊際・極泉・足底』の意味や特性、治療のポイント、陽の病症の運動器疾患の補助治療の種類について確認しました。
次に今回の陽の病症(運動器疾患)の補助治療として、①手の井穴、榮兪穴、②胸椎椎間、③胸椎脊際について細部を学びました。
実技の課題は、基本治療40分プラス井穴の選穴練習と井穴刺絡。
最初に鈴木先生がモデルを使い、胸椎椎間と胸椎脊際の指標の確認と触り方をデモ。基本治療で指標と治療穴を絞っていくことがポイントになります。
注射針による井穴刺絡は鍼の扱い自体、注意が必要ですが、特殊鍼法の1つとしてマスターしておくと治療の幅も広がります。
基礎2も残り3回となりました。これから北海道は長い冬に向かい寒さが増していきますが、風邪等に気をつけて頑張っていきましょう。
(佐藤隆史)