易経入門講座 第8回

12月11日(土)に易経入門講座の第8回目がオンラインで行われました。

まず取り上げられた卦は遯と大壮。
ともに十二消長卦に数えられる卦です。
十二消長卦は64卦の中でも、陰陽の移り変わりを表している卦となります。
今回の遯は陰が力を持ち始めた卦、大壮は陽が勢力を持ち優位になってきた卦です。
他にも十二消長卦と一年十二ヶ月の関係の説明もありました。

続いては晋と明夷。
どちらも坤・離を地・太陽に見立てている卦ですが、上下関係によって意味合いが違ってきます。
また、明夷に関連して「上卦の地に対して下卦を変えるとどうなるか」という思考実験も行いました。

最後は毎年恒例の年筮。
本筮法を復習しつつ行い、出た卦を一年に当てはめている方法を新しく学びました。
結果は人によって悲喜こもごも。
読みが正しかったかどうかは来年のお楽しみです。
昨年度も受講された方は、是非そちらの結果も見直してみて下さいね。