9月19日(土)に易経入門講座の第5回目が行われました。
前回までに引き続きオンライン配信による講義でした。
今回から『易経』という文献について、本格的な講義が始まりました。
まずは『易経』の成立や位置づけといった歴史、記号・卦名・卦辞・爻辞からなる本文「経」と十種類の解説文「十翼伝」といった構成の説明です。
また、『易経』を読み解くのに必要な応・比・正・中といったルールの解説もありました。
そして、その後は『易経』本文です。
64卦の一番最初となる乾為天という卦を使って記号・卦名・卦辞・爻辞を見ていきました。
応・比・正・中も実際に卦に当てはめるところを見ることで、理解の手助けになったのではないかと思います。
最後は占い。
今回取り上げられたのは東京オリンピックの開催を占った例です。
宿題として受講生が立てた卦を皆で検討しました。
今回の読みを覚えておいて、来年見直してもらうと勉強になるのではないでしょうか。
いよいよ『易経』の中身に講義が差し掛かりました。
これからどんどん64卦を学んでいきます。
今回やった『易経』の構成やルールも使っていくので、ぜひ復習しておいてくださいね。